スマートコンストラクション

PC300I-11

日本国内の建設・土木業界では、労働人口や高度熟練技能者の減少が深刻となる中、建設現場の安全性・生産性の向上が急務となっています。

コマツは、建設現場のあらゆる情報をICTでつなぎ安全で生産性の高いスマートな未来の建設現場を創造していくソリューション事業「スマートコンストラクション」を2015年2月に市場導入いたしました。

国土交通省は2015年11月、測量、設計、施工、管理にいたる全プロセスに情報通信技術を取り入れた新しい施工基準「i-Constrcution」を導入しました。

当社ウェブサイトにおいても、既に100件以上の具体的な導入事例をご紹介しております。

Innovative Autonomous Haulage Vehicle

Innovative Autonomous Haulage Vehicle
Innovative Autonomous Haulage Vehicle

無人ダンプトラック運行システムは2008年の実用化以来、導入鉱山における作業効率を向上するだけでなく、信頼性の観点でも優れた稼働率(トラブルの少なさ)から高く評価されています。

無人稼働する車両においては、「運転席が車両の前方向」という概念を越えた新しい可能性が生まれます。その可能性を議論し、実用化を目指しているのがInnovative Autonomous Haulage Vehicleです。

無人運転においては、シャトル(折り返し)走行によって積込場や排土場での「切り返し」を省くことで、作業サイクルタイムが短縮します。空車でも積車でも4輪等荷重配分として、4輪駆動・4輪リターダ・4輪操舵を採用していますので、特に、多雨・多雪などの滑りやすい現場や積込場の狭さなどの制約から既存の無人ダンプトラックでは稼働しづらい現場にも導入することができ、大幅な生産性の向上が見込まれます。現在はアリゾナ州にあるコマツアメリカの試験場で、商品化に向け各種試験を実施しています。Innovative Autonomous Haulage Vehicleの稼働イメージ(動画)は、下記よりご覧ください。