ダントツソリューション

1. 無人ダンプトラック運行システム
「Autonomous Haulage System(AHS)」

高精度GPSや障害物検知センサー、各種コントローラー、モジュラーマイニングシステムズ社の無線ネットワークシステム等を搭載したダンプトラックを中央管制室で運行管理し、完全無人稼働を実現させます。
目標となる走行コースと速度情報は、中央管制室から無線でダンプトラックに自動配信され、ダンプトラックは高精度GPSおよび推測航法で自身の位置を把握しながら、目標コースを目標速度で走行します。
有人車両の油圧ショベルやホイールローダー等の積込み機にも高精度GPSが搭載されており、鉱石の積込み場では積込み機のバケットの位置を計算し、ダンプトラックを適正な積込み位置へ自動誘導します。また、排土場までの走行コースも中央管制室から配信され、所定の場所で安全かつ正確に荷降ろしすることを可能にします。

無人ダンプトラック運行システム(概念図)

これらの無人ダンプトラックおよびAHSエリア内で稼動する有人車両(積込み機、ブルドーザー、モーターグレーダー、サービス車両等)は、フリート管制システムによってリアルタイムで管理され、モジュラーマイニングシステムズ社Dispatch最適配車管理システムとリンクすることで、積み込み・排土場での待ち時間を最少にする配車管理が可能となり、安全で効率的な協調稼働が実現されます。 万が一、ダンプトラックの走行中に他の車両等が走行コースに近づいた場合、障害物センサーが検知し、緊急停止することで安全性を確保しています。

2. スマートコンストラクション

コマツが2015年に日本で開始した建設現場の課題解決のためのソリューションです。
スマートコンストラクションの要となるオープンプラットフォーム「KomConnect」は、建設現場に携わる全ての人・モノ(機械、土など)についての情報をICTでつなぎ、解析、シミュレーション、提案まで行います。
現場に携わる人は、スマートフォンやタブレット、建機に搭載されたモニタ、事務所のパソコンから、いつでもKomConnectにアクセスし、蓄積された様々な情報を活用することが可能です。
また、ICT油圧ショベルに搭載の「ステレオカメラ」は、車体周辺の地形形状を常に高速、高精度に計測します。
ICT建機は自らが施行した地形の現況データを、ステレオカメラはそれ以外の場所の地形の現況データを取得し、リアルタイムにKomConnectに送信・蓄積します。
刻々と変化する地形の現況データを、無人ヘリ(UAV)で測量した施行前の地形データと3次元化した施工完成図面のデータに自動照合することで、施工の効率化と、施工現場全体の正確な出来高および進捗の管理を実現します。
コマツはこれからもスマートコンストラクションを通じて、安全で生産性の高い「未来の現場」をお客様と共に実現させていきます。