コマツウェイとは

コマツウェイの考え方

コマツウェイとは、経営層を含むコマツグループのすべての社員が現場や職場で永続的に継承すべき価値観です。社員がその価値観を共有し、グローバル・チームワークを醸成することによって、国籍や世代を超えてコマツグループの「現場力」(全社員・組織の活力+それぞれの現場・職場の改善する能力)を強化・結集、総合力を発揮し、社会やすべてのステークホルダーの信頼度を高めるために「品質と信頼性」のさらなる向上を図っていきます。

体制と2017年度の状況

コマツが培ってきた強みとそれを支える信念を土台とするコマツウェイを全世界のコマツグループ各社に普及・実践していくために、コマツウェイ総合研修センタを中心にさまざまな推進活動・人材育成を実施しています。

社内研修にコマツウェイを織り込み、解説とグループ討論の場を設け、社員の気づきや理解を深めています。職場では定期的にミーティングを開き、考え方の説明や体験談の発表により世代間のコミュニケーションを活発にして伝承・定着を図っています。また、海外グループ会社で推進するにあたり、習慣や文化の違いを理解しつつ、社員にわかりやすい説明を行い、その根拠に根づいたコマツウェイの推進に努めています。

2011年度には、2006年に明文化したコマツウェイの冊子を改訂しました。その内容は、考え方、価値観の解説文をわかりやすくし、事例を追加し、さらにコマツのブランドマネジメントの考え方を追加しました。

2017年度は、コマツウェイの研修を、初開催となる南アフリカ、そして、伝統市場のヨーロッパ、アメリカの3地域で、実施しました。アメリカでは、コマツウェイが世界各地域のオペレーションの中で自然に実践されていることを紹介するツールとして、2016年度から制作を進めていた北米版のコマツウェイ体験談集を完成させ、発行しました。今回制作した北米版の体験談集を見本として、他地域への展開を進めることで、コマツウェイのグローバルな定着をさらに進めていきます。

また2017年度は、KMCの統合によって、海外社員がさらに増加し、より一層コマツの考え方を理解してもらう必要性が高まりました。そこで、コマツの考え方が日本人駐在員から海外社員へ伝えられるよう、海外赴任前にコマツの業務の基本となるコマツウェイとQC(Quality Control:品質管理)に関する知識を強化する教育制度を新設しました。今後も、コマツウェイとQCは、国内および海外のコマツグループ全社員の基本として、社員への浸透を継続していきます。

DATA

コマツウェイに関連する教育研修

研修名 対象者 ねらい 実施時期 人数・実績
海外現地法人トップ向け教育
(グローバルマネジメントセミナー)

海外現地法人現地経営層または候補者

コマツウェイを理解し自らの言葉で語れる海外現地法人現地経営層の育成

2017年8月

11人

海外現地法人ミドル層向け教育
(コマツウェイリーダーシップ開発研修)

事業・機能の中核を担うと期待される海外現地法人ミドル層

コマツウェイを理解、実践できる現地リーダーの育成

2017年6月(南アフリカ)
2017年12月(ヨーロッパ)
2018年2月(アメリカ)

30人(南アフリカ)
25人(ヨーロッパ)
30人(アメリカ)

コマツウェイエキスパート研修

適性を持つ海外現地法人ミドル層

海外現地法人でのコマツウェイの普及を担う伝道師の育成

2017年6月(南アフリカ)
2017年12月(ヨーロッパ)
2018年2月(アメリカ)

13人(南アフリカ)
8人(ヨーロッパ)
19人(アメリカ)

QC研修

適性を持つ海外現地法人ミドル層

海外現地法人でのQC理解促進

2017年6月(南アフリカ)
2017年12月(ヨーロッパ)
2018年2月(アメリカ)

25人(南アフリカ)
20人(ヨーロッパ)
29人(アメリカ)

階層別研修

新入社員、副主事、新任管理職など

コマツウェイの理解・実践の促進

通年

1,489人

オールコマツQC大会

国内・海外のコマツグループの代表者

改善発表活動をOJTの場とし、コマツウェイ実践の意識付けを強化

2017年11月(粟津工場)

約2,000人

コマツウェイ推進活動のあゆみ