[リコール情報]フォークリフトの制動装置(オイルクーラ)、動力伝達装置(変速機)に関するリコールについて

2012年03月14日

 2012年3月14日、コマツは国土交通省に対して、下記のリコール届出書を提出しましたので、お知らせします。

リコール情報

届出番号
2908
届出日
2012年3月14日
開始日
2012年3月14日
対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲及び製作期間
下表の通り
対象台数
150台
不具合の部位(部品名)
①制動装置(オイルクーラ)、②動力伝達装置(変速機)
不具合の状況
①ブレーキ冷却回路において、回路が不適切なため、低温時に回路の油圧が高くなりオイルクーラが損傷するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、オイルクーラからオイルが漏れ、最悪の場合、オイルが路面に飛散するおそれがある。
②変速機のプロペラシャフト用カップリングにおいて、シールキャップの構造が不適切なため、シールキャップが外れるものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、トランスミッションオイルが漏れ、最悪の場合、変速機が破損するおそれがある。
改善措置の内容
①全車両、ブレーキ冷却回路の安全弁、ホースおよびフロントアクスルカバーを対策品に交換するとともに、ラジエータを新品に交換する。
②全車両、カップリング及びシールキャップを対策品に交換するとともに、ダストシール、オイルシールを新品に交換する。
自動車使用者等に周知させるための措置
  • 使用者:直接電話またはダイレクトメール等により連絡する。
  • 自動車分解整備事業者:使用者を把握しているので周知のための措置はとらない。
  • 改善実施済車:ステッカ(No.2908)をダッシュボード前面右上方に貼り付ける。

対象となる車

※ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、予告なしに変更される場合があります。