[リコール情報]フォークリフトの電気装置とかじ取装置に関するリコールについて

2014年05月08日

 2014年5月8日、コマツは国土交通省に対して、下記のリコール届出書を提出しましたので、お知らせします。

リコール情報

届出番号
3355
届出日
2014年5月8日
開始日
2014年5月8日
対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲及び製作期間
下表の通り
対象台数
376台
不具合の部位(部品名)
①電気装置(電流センサー) ②かじ取装置(ボールジョイント)
不具合の状況
①モータ制御コントローラにおいて、電流センサーの温度変化に対する評価をしていなかったため、急激に温度が変化する場合、当該センサーの内部の抵抗値が大きくなることがある。そのため、当該センサーが異常値を出力し、最悪の場合、走行不能になるおそれがある。
②かじ取装置のアクチュエータとベルクランク接続部において、ベルクランクの穴部に塗装をしたため、かじ取操作により塗装が剥がれ、接続しているボールジョイントの軸力が低下するものがある。そのため、その状態で使用を続けると、当該ボールジョイントのねじ部に応力が発生し、最悪の場合、ねじ部が折損に至り、かじ取操作が出来なくなるおそれがある。
改善措置の内容
①全車両、電流センサーを対策品と交換する。
②全車両、ベルクランクを良品に交換するとともに、かじ取リンケージ部品一式を新品に交換する。
自動車使用者等に周知させるための措置
  • 使用者:直接電話またはダイレクトメール等により連絡する。
  • 自動車分解整備事業者:使用者を把握しており、周知のための措置はとらない。
  • 改善実施済車:ステッカ(No.3355)をダッシュボード前面右上方に貼り付ける。

対象となる車

※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている場合があります。

※ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、予告なしに変更される場合があります。