2016年3月期決算短信(米国基準)

2016年04月27日

 コマツは、本日2016年3月期決算および2017年3月期の見通しについて公表しました。概要は以下のとおりです。

 

1.2016年3月期〔米国基準〕(連結)の概要

 連結売上高は前期比6.3%減収の1兆8,549億円となりました。営業利益は前期比13.8%減益の2,085億円、売上高営業利益率は同1.0ポイント減の11.2%となりました。純利益は前期比10.8%減益の1,374億円となりました。
    建設機械・車両部門では、北米において一般建設機械の需要を着実に取り込んだものの、鉱山機械の需要低迷に伴う販売減少や中国をはじめとする新興国における需要が大幅に減少し、減収・減益となりました。
    産業機械他部門では半導体業界の安定的な設備稼働に支えられギガフォトン(株)の売上げが伸長したものの、鍛圧機械等の販売が減少したことから全体としては減収、利益は増加しました。

 

2.2017年3月期〔米国基準〕(連結)の見通し

 コマツは新たな3カ年の中期経営計画「Together We Innovate GEMBA Worldwide -Growth Toward Our 100th Anniversary (2021) and Beyond-」を本年4月よりスタートしました。2017年3月期の連結業績は、「IoT(Internet of Things)」の更なる活用などにより成長の加速に努めるも、下記のとおり減収減益となる見通しです。
    建設機械・車両部門では、2015年度に買収したメキシコ代理店などの新規連結の効果があるものの、円高の影響に加え、建設・鉱山機械の需要が減少することから減収減益となる見通しです。
    新たに事業セグメント化するリテールファイナンス部門では、中国およびオセアニアなどの資産の減少ならびに円高の影響により減収減益となる見通しです。 産業機械他部門では、プレス機械、工作機械の販売は堅調に推移するものの、子会社であるコマツハウス(株)の譲渡を予定していることから減収減益となる見通しです。
    本業績見通しにおける為替レートは、1米ドル=105円、1ユーロ=119円、1人民元=16.2円を前提としています。

 

3.配当金

期末配当金は、1株当たり29円とする予定です。これにより年間配当金は中間配当29円とあわせて1株当たり58円の予定です。(期末配当金は6/22開催予定の第147回定時株主総会に付議予定。)
    なお、2017年3月期の年間配当金は2016年3月期と同額の1株当たり58円の予定です。本年4月よりスタートした新たな中期経営計画において、連結配当性向を40%以上とし、連結配当性向が60%を超えないかぎり、減配はしない方針に改めました。

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