マイニングイノベーションに共に注力することを確認

2016年09月26日

 本日、コマツ社長(兼)CEOの大橋徹二とジョイ・グローバル社社長(兼)CEOのEdward L. Doheny IIは、米国ラスベガスで開催中の鉱山機械見本市「MINExpo INTERNATIONAL® 2016」の会場において会談を行いました。コマツとジョイ・グローバル社は、世界中の最新鋭の鉱山機械およびサービスが展示される今回のMINExpoにおいても大きな注目を集めています。

 本年7月21日に公表のとおり、コマツがジョイ・グローバル社を買収することで両社は合意しています。本日の会談において、本買収完了後、マイニングのお客様にこれまでに無い新しい価値を提供する「イノベーション」を起こすことに共に努めていくことを改めて確認しました。両社は2017年半ばを目処に本買収を完了するよう必要な手続きを進めています。

 両社トップによるコメントは下記のとおりです。

<コマツ社長(兼)CEO 大橋徹二のコメント>
    コマツグループにジョイ・グローバル社が加わることについて、お客様からは非常に好意を持って受け止められています。本日この会場でも多くのお客様から私たちの決定に対する賞賛の声を頂きました。本買収を確実に成立させるため、ジョイ・グローバル社および関連当局と連携をしっかり取っていきます。
    高いシナジー効果が見込まれる私たちのコラボレーションは、イノベーションを加速させ、鉱山現場の安全および生産性を向上させるダントツ商品、ダントツサービス、ダントツソリューションをこれまで以上にお客様に提供していきます。私たちは、お客様にとって一層価値のあるパートナーとなるよう、共に努めていきます。

<ジョイ・グローバル社社長(兼)CEO Edward L. Doheny IIのコメント>
    コマツとジョイ・グローバル社の製品・サービスのラインナップは相互に補完する関係にあると認識されており、両社が一つになることで、鉱山機械と建設機械に関する製品・サービス・ソリューションをより幅広いラインナップで提供できるようになることを、多くのお客様やビジネスパートナーが喜んでいます。両社はともに、ベストな製品、サービス、オペレーション体制、および全世界に優秀な人材を有することを重視しています。
    グローバルに展開する私たちのコラボレーションは、お客様に提供する製品、サービス、ソリューションを一層強化し拡大するエキサイティングな機会となります。両社の強みを伸ばし、今後もお客様の課題解決に貢献することで、マイニング産業の発展に共に努めたいと思っています。

[写真:コマツ 大橋社長(左)とジョイ・グローバル社 Doheny社長]

[ジョイ・グローバル社がコマツグループに加わることでお客様に提供できる新たな価値の例]
①発破用ドリルから積込み機、運搬機に至るまで、露天掘りおよび坑内掘りの鉱山で必要とされる製品のラインナップが拡充します。例えば、コマツの超大型の電気駆動式ダンプトラックと、ジョイ・グローバル社の積み込み機であるロープショベルは積み込み時の適合性が非常に高く、好事例のひとつに挙げられます。

②両社が現場でお客様と直接向き合い長年培ってきた経験とノウハウを融合し、両社の機械をひとつの鉱山管理システム上でつなげることで、世界のマイニングのお客様へのサポート体制を一層強化することができます。

<問い合わせ先>
コマツ コーポレートコミュニケーション部 広報グループマネージャー
佐藤 輝
〒107-8414 東京都港区赤坂2-3-6
TEL:03-5561-2616
> https://www.komatsu.jp/ja 

Joy Global Inc.
Caley Clinton
Advertising & PR Manager
caley.clinton@joyglobal.com
01 414 670 5955
> http://www.joyglobal.com/

将来見通しに関する注意事項
本プレスリリースは、米国1933年証券法(Securities Act of 1933)第27A条および米国1934年証券取引所法(Securities Exchange Act of 1934)第21E条で定義された「将来に関する記述」が含まれています。これらの将来に関する記述には、本プレスリリースに記載された取引の完了予定時期、本買収終了後の当社によるジョイ・グローバル社の事業の運営、同事業に関する将来の運営、指揮、成功等の記載が含まれますが、これに限られるものではありません。これらの将来に関する記述は、将来の業績に関する保証ではなく、かつ将来における当社およびジョイ・グローバル社の実際の業績、展開又は財務状況と大きく異なることとなるような知れたるまたは不知のリスク、不確実性その他の要素があります。当社およびジョイ・グローバル社が認識しているところでは、これらの将来に関する記述は、「考えます」、「期待します」、「見込みます」、「計画します」、「意図します」、「はずです」、「するつもりです」、「予測します」、「将来」、その他、これらと同様の表現、又は特に「戦略」、「目標」、「計画」、「意図」等に関する説明という形で示されています。多くの要因によって、本文書に述べられている「将来に関する記述」と大きく異なる実際の結果が、将来発生する可能性があります。かかる要因としては、(i)本取引の完了時期に関わる不確実性、(ii)ジョイ・グローバル社の株主によって本取引が承認されない、(iii)本取引と競合する提案がなされる、(iv)本買収の完了に必要とされる規制上の条件または他の条件が充足されないリスク、(v)本取引の発表によって生じうる従業員、顧客、仕入先、その他取引先との関係維持に困難が生じる可能性、(vi)本取引に関する株主関係訴訟によって、本取引の完了のタイミングに生じ、又は防御のための多額の費用若しくは賠償の支払が生じうるリスク、(vii)当事者に関連する法制度、会計基準等またはその他の経営環境の変化が及ぼす影響、(viii)事業戦略を実行する上での課題 、(ix)金融の不安定性および他の一般的経済状況または業界状況の変化が及ぼす影響、(x)取引費用、(xi)確定又は偶発債務、(xii)その他直近のForm 10-Kの様式によるジョイ・グローバル社アニュアルレポートの「リスクファクター」セクションに記載されているものを含む、ジョイ・グローバル社が米国証券取引委員会(以下「SEC」)に提出した書類に記載されているリスク(SECのウェブサイトhttp://www.sec.govから無料で入手することができます)が含まれますが、これらに限定されるものではありません。当社も、ジョイ・グローバル社も、法律によって明示的に必要とされる場合を除いて、新情報、将来の情勢又はその他の結果として将来の見通しに関する記述を更新する義務は負いません。本発表における将来に関する記述は、この注意事項に従うこととなります。

 

管理番号 054 (2616)
コマツ サステナビリティ推進本部コーポレートコミュニケーション部
tel: 03(5561)2616
mail: JP00mb_cc_department@global.komatsu

※ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、予告なしに変更される場合があります。