CDPにより「気候変動Aリスト」企業と認定されました。

2016年10月26日

 コマツ(社長:大橋徹二)は、持続可能な経済を実現させる活動を行う国際NGOのCDPにより「気候変動Aリスト」企業と認定されました。「気候変動Aリスト」とは、その企業活動が気候変動対応と戦略において世界のリーダーであると評価された企業に与えられるものです。
    本年、運用資産総額100兆米ドルに達する827の機関投資家を代表してCDPから送付された質問書に対して、自社の気候変動情報を開示した企業のうち193社がAリストに認定されました。
    企業の開示情報はCDPが確立した独自のメソドロジーにより評価され、報告年における排出削減活動や気候変動緩和対策が特に優秀であるとされた9%の企業がAリストに認定されました。
    コマツは、従来から「環境活動を経営の最優先課題の一つ」として位置付けており、2016年4月からスタートした中期経営計画「Together We Innovate GEMBA Worldwide -Growth Toward Our 100th Anniversary (2021) and Beyond-」でもESG(E:環境、S:社会、G:ガバナンス)への取り組みを重点分野として積極的な活動を展開しています。特に、ライフサイクル全体のCO2排出量を大幅に削減させるため、「ICT建機」や「IoT」を駆使し、「未来の現場」を実現させる「スマートコンストラクション」の推進や「つながる化」による生産現場の高いレベルの省エネの実現に取り組み、業界のトップリーダーとして、低炭素社会実現に向けた活動を推進していきます。

 気候変動Aリスト企業の一覧は、10月25日に公開されたCDPレポートからご覧いただけます(右の関連リンク参照)。本レポートは、企業によるパリ協定以前の活動を記すベースラインとなります。世界中のグローバル企業が低炭素経済の実現に向けた行動を開始したこと、また一部の企業はすでにその行動を意欲的に推進していることが見て取れます。今後はこのベースラインを元に、パリ協定に則した企業による排出削減活動が追跡されることとなります。

[CDPチーフ・エグゼクティブ・オフィサー ポール・シンプソン氏のコメント]
    今回、低炭素社会実現に向けた活動をリードしていると評価された193社を祝福します。世界経済が新たなゴールを目指すために企業は非常に重要な役割を担っています。Aリストに認定された企業は、これから全ての企業が進まなければならない気候変動対応への道筋を示し、同時に気候変動により派生する機会の活かし方を教えてくれます。

 

 気候変動Aリスト企業の一覧とスコアは下部の関連リンクよりご確認ください。

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