2017年3月期決算短信(米国基準)

2017年04月27日

 コマツは、本日2017年3月期決算および2018年3月期の見通しについて公表しました。概要は以下のとおりです。

1.2017年3月期〔米国基準〕(連結)の概要
    連結売上高は前期比2.8%減収の1兆8,029億円となりました。営業利益は前期比16.5%減益の1,740億円、売上高営業利益率は同1.5ポイント減の9.7%となりました。当期純利益は前期比17.5%減益の1,133億円となりました。
    建設機械・車両部門では、中近東などにおいて建設・鉱山機械需要が低迷したものの、中国やCIS、インドネシアなどでの需要が好調であったこともあり、現地通貨ベースでは増収となりましたが、円高の影響により、売上げは前期を下回りました。
    リテールファイナンス部門では、北米などで資産の増加があったものの、円高の影響により売上げは前期を下回りました。
    産業機械他部門では、主に自動車業界向けの鍛圧機械および工作機械の販売が減少したことから、売上げは前期を下回りました。

2.2018年3月期〔米国基準〕(連結)の見通し
    建設機械・車両部門では、ここ数年低迷していた鉱山機械需要の回復が見込まれるとともに、本年4月に買収を完了した米国の大手鉱山機械メーカーであるジョイ・グローバル社(新社名:コマツマイニング(株))の新規連結の効果により、売上高の増加が見込まれます。利益については、主にジョイ・グローバル社の買収に伴う一時費用(公正価値評価した棚卸資産の売上原価計上、無形固定資産の償却費など)が初年度に大きく発生するため、減益となる見通しです。
    リテールファイナンス部門では、円高の影響により減収となるものの、中国での引当金の計上がなくなることから増益となる見通しです。
    産業機械他部門では、鍛圧機械、工作機械の販売量増加が見込まれるため、増収増益となる見通しです。
    本業績見通しにおける為替レートは、1米ドル=105円、1ユーロ=115円、1人民元=15.0円を前提としています。

3.配当金
    期末配当金は、1株当たり29円とする予定です。これにより年間配当金は中間配当29円とあわせて1株当たり58円の予定です。(期末配当金は6/20開催予定の第148回定時株主総会に付議予定。)
    なお、2018年3月期の年間配当金は2017年3月期と同額の1株当たり58円の予定です。

関連情報

管理番号 006 (2662)
コマツ サステナビリティ推進本部コーポレートコミュニケーション部
tel: 03(5561)2616
mail: JP00mb_cc_department@global.komatsu

※ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、予告なしに変更される場合があります。