<ウガンダ共和国 道路建設向け>モーターグレーダー・ホイールローダー他 建設機械401台受注について

2017年02月23日

 コマツ(社長:大橋徹二)は、東アフリカのウガンダ共和国の土木事業・運輸省より、同国112地区の道路建設・整備プロジェクトに使用するモーターグレーダー、ホイールローダーなどの建設機械 計401台をこのたび受注しました。当該案件は住友商事株式会社(以下、「住友商事」)とウガンダが契約条件合意に至った輸出売買契約(建設機械など計約650台、車両など計約500台、合計約178億円)の一部であり、コマツは、当該契約の発効後、同社を通じて順次納入を開始します。

 ウガンダは、近年の経済発展に加えて、農村人口が国民の約8割を占める農業国であることから農産物の流通を可能にする地方道路の建設・整備が最重要政策となっており、今回の納入により同国のインフラ整備や経済成長に大きく寄与するものです。

 コマツは1998年にウガンダで現地代理店と契約を締結して以来、同国において建設機械の販売・サービスを行っており、当該成約はコマツ製の建設機械の品質の高さや現地代理店によるきめ細やかなサービスが大いに評価されたことによるものです。今回の納入に先立っては、ウガンダ政府からオペレーター・メカニックのトレーナー10名をコマツの国内拠点で受け入れ、2週間の研修を実施するとともに、建設機械の納入時には日本からトレーナーを1カ月間派遣し、研修を受講したウガンダ政府のトレーナーを現地でフォローアップする予定です。

 また、今回納入される建設機械には「KOMTRAX」(機械稼働管理システム)が搭載されます。同国で「KOMTRAX」の通信が認証されて以降、初めての納入車両となり、車両の位置や稼働時間、稼働状況を把握することで、保有車両の稼働率向上や維持費の低減、省燃費運転支援など、更なるサポートを実施していきます。

 なお、このたび住友商事を通じてウガンダに納入される道路建設整備機械(コマツの建設機械を含む)の購入資金融資は、株式会社国際協力銀行(JBIC)と株式会社三井住友銀行(以下、「SMBC」)との協調融資により実施されます。また、民間金融機関であるSMBCの融資部分については公的金融機関である独立行政法人日本貿易保険(NEXI)による保険が付保されます。

 

[ウガンダで稼働するモーターグレーダー GD663A-2]

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