[リコール情報]動力伝達装置(ディファレンシャルオイルの給油管)に関するリコールについて

2017年03月31日

 2017年3月31日、コマツは国土交通省に対して、下記のリコール届出書を提出しましたので、お知らせします。

リコール情報

届出番号
4015
届出日
2017年3月31日
開始日
2017年3月31日
対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲及び製作期間
下表の通り
対象台数
77台
不具合の部位(部品名)
動力伝達装置(ディファレンシャルオイルの給油管)
不具合の状況
デファレンシャルオイルの給油管において、走行振動に対する評価が不十分なため、当該給油管を支持するブラケットがタイヤチェーン装着時の走行振動によって折損することがある。そのため、支持ブラケットが折損すると給油管が振れ、そのままの状態で使用を続けると、給油管付け根部に亀裂が生じてオイルが漏れ、警告灯が点灯し、最悪の場合、デファレンシャルギヤが焼き付いて走行不能となるおそれがある。
改善措置の内容
全車両、給油管支持ブラケットを切断し、対策用ブラケットを追加する。なお、支持ブラケットに亀裂が生じているものは、デフカバーを良品に交換する。
自動車使用者等に周知させるための措置
  • 使用者:直接電話またはダイレクトメール等により連絡する。
  • 自動車分解整備事業者:使用者を把握しており、周知のための措置はとらない。
  • 改善実施済車にはステッカ(No.4015)をキャブの後部窓内側左下に貼り付ける。

対象となる車

※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている場合があります。

※ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、予告なしに変更される場合があります。