アンゴラにおける地雷除去活動の支援を完了

2017年06月26日

 コマツ(社長:大橋徹二)は、認定特定非営利活動法人「日本地雷処理を支援する会(理事長:荒川龍一郎/以下JMAS)」と提携し、8年間にわたり実施してきたアンゴラ共和国での地雷除去活動の支援を、本年5月に完了しました。
    同国では長期にわたる内戦により、多種・多量の地雷からなる地雷原が国中に残存しています。JMASは北西部にあるベンゴ州マブバス地区において、地雷処理・地域復興支援事業を2008年より開始し、これに対して、日本政府、コマツ、そして日本商社が官民連携してJMASを支援する枠組みを作りました。その中でコマツは、地雷除去機と建設機械を無償提供し、2009年から8年間合計で213haの地雷除去、約20kmの道路開拓、ゴミ用の穴の敷設作業などに貢献してきました。
    同地区での地雷除去作業の完了に伴い、本年3月22日に日本大使、副県知事、JMAS会長、支援企業、コマツ関係者が参加する地雷除去完了式典が現地で開催されるとともに、5月には同地区の入り口に記念碑が建立されました。
    なお、対人地雷除去機はアンゴラ地雷除去機関(INAD)に引続き無償貸与され、未だ500km2以上の地雷原が残る同国での地雷除去活動に貢献していきます。
コマツでは、カンボジアとラオスにおいても、対人地雷や不発弾の除去活動、ならびに復興までのコミュニティ開発事業のプロジェクトを行っており、今後も専門技術やモノ作りに関する知恵を活用した社会貢献活動を継続していきます。

 

【写真左:マブバス地区地雷除去完了式典での関係者による記念撮影】
【写真右:対人地雷除去機と現地の子どもたち】

 

【JMASからの感謝状授与】

左から:JMAS折木会長、コマツ野路会長、JMAS荒川理事長、コマツ水原常務執行役員

参考URL
コマツの「対人地雷処理と復興支援」について

以 上

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