2020年鉱山向け無人ダンプトラック運行システムによる 累計総運搬量30億トン達成

2020年07月30日

 コマツ(社長:小川啓之)の鉱山向け無人ダンプトラック運行システム(Autonomous Haulage System以下、AHS)は、このほど、累計総運搬量が30億トンを達成しました。


 コマツは、2005年にチリ コデルコ社銅鉱山へAHSを試験導入し、2008年1月に同社と共に世界初のAHSの商用導入に成功して以来、豪州リオ ティント社鉄鉱山、カナダのサンコー社オイルサンド鉱山、ブラジルのVale社鉄鉱山等にも導入を実現しています。2020年6月末現在、合計4か国・11現場 で計251台のAHSダンプトラックが24時間稼働しており、このほど累計総運搬量30億トンを達成しました。稼働環境の異なる鉱山現場で実証・蓄積したAHSの安全性・生産性に対する高い市場評価に加え、新型コロナウイルスによる生産性低下などのリスク低減に貢献するソリューションとして、鉱山現場のAHS化をさらに進め、2020年度は、有人稼働のトラックの無人稼働を可能とするレトロフィットキットの装着を中心に配車台数の100台増加を目指しています。


 コマツのAHSは、従来無人ダンプトラック運行環境下でも、有人稼働のホイールローダーやブルドーザー、ピックアップトラックなどが安全に作業できるよう設計されていますが、新たに有人ダンプトラックに対しても無人ダンプトラックと混走が可能となる機能を拡充し、今後お客さまの現場へ導入していきます。さらにコマツの無人トラックと他社製の無人トラックが安全に相互運用(インターオペラビリティ)するための開発を進めるとともに、相互運用の標準規格の確立に尽力していきます。


 コマツは、2022年3月期をゴールとする3カ年の中期経営計画(2019-2021年度)「DANTOTSU Value - FORWARD Together for Sustainable Growth」において、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場をお客さまと共に実現することを目指しています。AHSダンプトラックの導入により、テクノロジー主導による雇用創出とともに、鉱山のお客さまの安全性・生産性の向上およびオペレーションの最適化により一層貢献していきます。


【写真:AHSと超大型油圧ショベル(米国アリゾナ州)】


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