2020年―業界初、油圧ショベルへ標準装備開始― 「KomVision人検知衝突軽減システム」を国内市場導入

2020年03月30日

 コマツ(社長:小川啓之)は、このたび自社開発した「KomVision人検知衝突軽減システム」を業界で初めて油圧ショベル(※1)に標準装備し国内市場へ導入を開始しました。

 当システムは、従来国内市場で標準装備されている機械周囲カメラシステム「KomVision」の機能を向上させ、機体の周囲にいる人をシステムにより確認し、走行または旋回起動時に人を検知した場合、機体の発進を制御するものです。また、低速走行中に人を検知した場合、機体を停止させます。これらの機能により、走行起動時、低速走行時、旋回起動時に機体と人との衝突事故発生の抑制に寄与します。

 当システムは、2019年12月より発売開始した油圧ショベル「PC200-11」に標準装備として搭載するとともに、既存の従来型建機(※2)についても「KomVision」のソフト変更により当該システムのレトロフィットが可能となり、幅広いお客さまへ当システムをお届けすることで、建設現場の安全をサポートするシステムの普及を推進します。

 今後は、他モデル(※3)への標準装備を順次展開するとともに市場要望の収集やサポートを行い、更なる安全支援システムの向上を目指します。

 コマツは今後も「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じたESG課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していきます。


【KomVisionの人検知構造】

1.4台のカメラとモニターで、周囲の状況を確認

  4台の単眼カメラを用いて機体周囲をモニター上に表示します。また、機体の右側方、右前方、左側方、後方の画像に切り換えることができます。



2.人を検知したら、ブザーで注意喚起/機体停止
  検知エリアまたは停止制御エリアで人を検知すると、モニター上にマーカー(黄色い丸または赤い丸)を表示すると共に、ブザーを鳴らすことによってオペレータに注意を促します。

※1:油圧ショベル「PC200/200LC-11,PC210/210LC-11」に標準装備
※2:油圧ショベル用KomVisionの搭載車両のみソフト変更で対応。条件によってはカメラ交換とソフト変更を伴う場合もある。
※3:12t~40tの日本国内の油圧ショベル(油圧ショベル用KomVisionの搭載車両)に展開予定。一部の特別仕様車(2ピースブーム、スーパーロングフロント、スライドアーム等)は未対応。


 【写真:KomVision人検知衝突軽減システムを搭載したPC200-11】


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