[リコール情報]ショベル・ローダの排気管および始動装置等に関するリコールについて

2016年08月03日

2016年08月03日、コマツは国土交通省に対して、下記のリコール届出書を提出しましたので、お知らせします。

リコール情報

届出番号
3875
届出日
2016/08/03
開始日
2016/08/03
対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲及び製作期間
下表の通り
対象台数
46台
不具合の部位(部品名)
①排気管 ②始動装置(セルモータ)
不具合の状況
①ショベル・ローダの排気管において、排気管の設計が不適切なため、強度が不足しているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、原動機の振動により当該排気管が共振して亀裂が生じ、最悪の場合、排気ガスが漏れるおそれがある。
②ショベル・ローダのセルモータにおいて、電気配線の配索指示が不適切なため、原動機の振動等が当該配線を伝わり、セルモータマグネット部の樹脂カバーがひずみ、変形することがある。そのため、当該樹脂カバーに亀裂や隙間が生じ、そのままの状態で使用を続けると、損傷部等から水が滲入して、内部に錆を発生させ、最悪の場合、エンジンが始動できなくなるおそれがある。
改善措置の内容
①全車両、排気管を対策品に交換し、サポートブラケットを追加する。
②全車両、セルモータの電気配線の配索及び固定方法を変更して、セルモータを交換し、ブラケットを追加する。
自動車使用者等に周知させるための措置
  • 使用者:直接電話またはダイレクトメール等により連絡する。
  • 自動車分解整備事業者:使用者を把握しており、周知のための措置はとらない。
  • 改善実施済車:ステッカ(No.3875)をキャブの後部窓内側左下に貼り付ける。

対象となる車

※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている場合があります。

※ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、予告なしに変更される場合があります。