コマツとカミンズが南アフリカで地域人材育成プログラムを立ち上げ

2016年11月30日

 2016年10月21日、コマツアフリカホールディングス(KAfH)とカミンズアフリカは、ヨハネスブルグにおいて、新たに地域向け技術人材育成(TEC)の学校を立ち上げることの覚書に署名しました。

 コマツとカミンズは長きにわたりエンジン事業のパートナーとして強い信頼関係を築いてきました。両社は社会貢献活動として、いずれも地域社会における人材育成支援の分野に力を入れており、すでにいくつかの地域で協業が始まっています。この協業をグローバルに展開するために、2016年4月10日、両社社長の名による契約を締結しています。
    今回の新しいプログラムは、この協業の一環となります。

 覚書はKAfH社長のMike Blomと、カミンズアフリカの副社長Gino Butera氏により署名されました。
    この協業を通じてコマツとカミンズは、地元の学校のEkuruleni West Collegeに対して、マーケティングのカリキュラム開発や、指導者の育成、キャリア指導、生徒に必要な実務体験などを支援し、標準的な教育体制を提供していきます。

2016年10月21日、覚書に署名するKAfHのMike Blom社長(左)、カミンズアフリカのGino Butera副社長(中央)

 熟練技能者の不足は世界中で深刻な課題となっています。今日製造業では、技能やソフトのスキルが不足しているという理由で、全世界で何千万人もの労働力が足りない状況となっています。TECは学校に対して、南アフリカの若者がマーケティング関連スキルを身に付け今日の労働力として備えるためのツールを提供することができます。
    南アフリカでのTEC立ち上げは、両社のグローバル契約で述べられたコミットメントを実現する最初のステップの一つとなります。

(参考)カミンズ社との協業による地域人材育成(コマツCSR報告書)

管理番号 076 (2638)
コマツ サステナビリティ推進本部コーポレートコミュニケーション部
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