CDPにより「気候変動」および「ウォーター」Aリスト企業と認定されました。

2017年10月27日

 コマツ(社長:大橋徹二)は環境情報開示システムを提供する国際的な非営利団体であるCDP*により今年の「気候変動」および「ウォーター」Aリスト企業と認定されました。
    これらは気候変動および水資源管理の対応において世界的なリーダーであると認識された企業に与えられるものです。
    CDPは100兆米ドルを超える資産を保有する803の機関投資家の要請に基づき、3000社以上の主要企業を対象に気候変動、水、森林の全体の分野におけるA-Dのスコアを発表しました。
    「2017年Aリスト」には160社のグローバル企業が選定され、その中で気候変動、ウォーターともにAスコアとして評価されたのは27社、日本企業では6社のみとなっております。
    これに先駆け、4/11には日本企業としては6番目となるSBT(science-based targets)認定も受けています。
    コマツは、従来から「環境活動を経営の最優先課題の一つ」として位置付けており、2016年4月からスタートした中期経営計画「Together We Innovate GEMBA Worldwide -Growth Toward Our 100th Anniversary (2021) and Beyond-」でもESG(E:環境、S:社会、G:ガバナンス)への取り組みを重点分野として積極的な活動を展開しています。特に、ライフサイクル全体のCO2排出量を大幅に削減させるため、「ICT建機」や「IoT」を駆使し、「未来の現場」を実現させる「スマートコンストラクション」の推進や「つながる化」による生産現場の高いレベルの省エネの実現に取り組み、業界のトップリーダーとして、低炭素社会実現に向けた活動を推進していきます。

[CDPエグゼクティブ・チェアマン ポール・ディッキンソン氏のコメント]
    今年の「2017年Aリスト」に認定されたすべての企業にお祝いの言葉をお送りします。環境リスクを緩和し、持続可能な経済へのシフトに伴う機会を活かそうとする大胆な企業行動が観られるのはとても心強いことです。環境に配慮した企業行動の転機を迎えようとしている中、ビジネスはそのような転換を実現するための中心的な存在です。

*CDP・・・CDPは、国際的な非営利組織であり、企業や政府が温室効果ガスの排出を減らし、水資源を守り、森林を守ることを促進しています。投資家による投票では気候研究の第一位を獲得し、資産総額100兆米ドルに及ぶ機関投資家と協働しており、投資家と企業の調達活動を通じて、企業が環境影響について情報開示をし、管理をすることを促しています。2017年には、世界全体の時価総額の55%相当を占める6,300社がCDPを通じて環境情報を開示しています。加えて、500都市・100国家以上がCDPを通じて情報開示をしており、CDPのプラットフォームは、企業や政府が環境の変化をどのようにもたらしているかについての最も豊富なデータを持つものとなっています。

「2017年Aリスト」およびすべての企業スコアはCDPのウェブサイトでご覧になれます。
> https://www.cdp.net/en/scores-2017

 

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