2018年オフロードダンプトラック「HD1500-8」を新発売

2018年03月28日

コマツ(社長:大橋徹二)は、主に海外の鉱山で活躍する機械駆動式大型オフロードダンプトラック「HD1500」をフルモデルチェンジし、本年4月より発売します。

当該機は、従来の45Lから50Lに排気量を格上げしたエンジンを搭載し、余裕の定格出力1,175kWでパワフルな走りを実現しています。また、クラス最大の大容量リターダを搭載し、オートリターダと併用することで安全かつ高速な降坂を可能とし、サイクルタイムを短縮することで高い生産性を実現します。さらに、滑りやすい路面や軟弱地を走破するのに効果を発揮する「コマツトラクションコントロールシステム(KTCS)」を採用し、優れた走破性も実現しています。

メインフレーム、トランスミッション、リヤアクスルなどの主要コンポーネントは、最新の技術・耐久性基準に基づき新たに設計され、修理経費の削減やオーバーホール間隔の延長により、お客様のTCO(総保有コスト)を削減します。

KomVision(周囲カメラ&レーダーシステム)を標準で装備するほか、最新版KOMTRAX Plus(鉱山機械管理システム)により車両のリアルタイム監視機能を大幅に強化。機械および稼働状況の見える化を進め、お客様の現場の安全および生産性や稼働率の向上に寄与します。

また、キャビンへのアクセスには安全で負担の少ない斜め階段を採用。人間工学に基づいた操作性を追及したラウンドダッシュボード、ヒーターとベンチレーションを組み込んだエアサスシートなど、オペレーター環境を大切にする設計がなされています。

さらに、油圧システムのロス馬力を低減するオンデマンド制御や、省エネ運転をアドバイスするエコガイダンスを搭載し、燃費効率の改善を図っています。

コマツの最新テクノロジーを投入し、高い生産性と信頼性および安全を実現した「HD1500-8」は、鉱山のお客様のオペレーションの最適化に、より一層貢献していきます。

 

【写真は新発売の「HD1500-8」】


【主な商品の特徴】

1.生産性、環境対応、ICT

・コマツトラクションコントロールシステム(KTCS)

KTCSは、車体速度とホイール回転からタイヤのスリップ率を計算しています。雨天時など滑りやすい路面で後輪タイヤがスリップした場合、スリップしているタイヤに自動的にブレーキをかけてスリップ率を制御し、タイヤのトラクションを保ちます。従来のオートマチックスピンレギュレータ(ASR)より高いけん引力を発揮するとともに、横滑りを抑える(尻振り防止)ことで、タイヤの摩耗を減らすことができます。

・オンデマンド制御

ステアリング&ホイスト回路に可変ピストンポンプを採用するなど、車両状況に応じた最適な制御により、補機類の消費馬力を削減。生産性を損なうことなく、燃料消費量の低減を実現しました。

・エコガイダンス/エコゲージ

高精細7インチLCDユニットで、省エネ運転をアドバイスします。

・KOMTRAX Plus

機能を大幅に向上させ、リアルタイム監視機能やワイヤレスダウンロード機能を装備。機械および稼働状況の見える化を進め、お客様の現場の安全および生産性の向上に寄与しています。また、新たに路面解析機能を搭載、路面整備のタイミングの判定や、稼働率の向上に役立ちます。

 

2.安全・快適性

・ハンドレール付きアクセスステップ

緩やかな勾配の階段状のステップにより、負担をかけずに安全な乗降が可能です。また、通路となる場所には保護柵を装備して、転落を防止しています。

・KomVision(周囲カメラ&レーダーシステム)

 複数のカメラを用いて360°の周囲画像をモニタ上に表示します。加えて、車両周囲の障害物をレーダーで検知し、音と画面上のマーカーでオペレーターに知らせます。

・LEDヘッドライト装備

・ラウンドダッシュボード

 人間工学に基づいて操作性を追及しています。

・エアサスシート

 ヒーターとベンチレーションを組み込み、3点式シートベルトを採用して快適性と安全を追及しています。

・高精細7インチLCDユニット付機械モニタ

機械モニタは車両状態だけでなく、運転実績やメンテナンス情報、省エネガイダンスなどの各種情報をオペレーターにわかりやすく表示します。また、スイッチパネルの操作で、エアコンの設定やLCDユニットの画面切り換えなど、車両のさまざまな操作や設定が行えます。



【主な仕様】


【発売月】   2018年4月


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