コマツ産機(株)ハイテン材対応レベラーフィーダ『SF100H-1』新発売 サーボプレス『H2FM』とラインナップして高い生産性を実現 新構造オープナーで安定した通板を実現

2018年12月13日

 コマツ(社長:大橋徹二)の100%子会社であるコマツ産機株式会社(社長:川西宣明)は、コイル幅1000mmの新型レベラーフィーダ「SF100H-1」をこのたび発売しました。
    当該機は、搬送能力を高めるとともに、本年3月に発売した新型サーボプレス「H2FM」とラインナップして同期制御を行うことで、従来機比約30%の生産性向上を実現しました。
    また、新構造オープナーの搭載により、レベラーフィーダへのコイル通板を確実に行えるようになります。
    なお、コイル幅600mm、800mm、1300mm対応機種もシリーズ化し、順次発売予定です。

【写真は新発売の「SF100H-1」】

[主な商品の特徴]

1.生産性向上
① 新型サーボプレス「H2FM」の高生産性にあわせ、送り能力を向上させました。
② コマツ新型サーボプレス「H2FM」との完全同期運転に対応 2018年3月に発売した「H2FM」との完全同期運転に対応。プレスとレベラーフィーダが一体となって機能するように設計することで、簡易な操作で高い生産性を実現しました。

2.汎用性向上
    薄板0.5mm~厚板6.0mmまでの広いレンジに対応可能なレベラーフィーダです。
    従来厚板仕様では適用困難だった薄板ハイテン材についても、通板のみならず矯正も可能にしました。(1180MPa材にて、板厚1mmで幅564mmまで矯正可能)

3.段取性向上
① 新構造オープナー
自走式の新構造オープナーにより、コイル先端をレベラーフィーダへ素早く確実に通板できます。また、これらの動作を自動で行う自動通板機能は標準で装備されます。

② 自動通板装置(オプション)
    レベラーフィーダから排出された材料を、容易に金型第一工程の下型ガイドまで案内する装置です。
    材料をサポートするテーブルは2方向にアジャスト可能となっており、金型トライ時に2つの軸を調整して型データに保存することで、材料先端が金型直前まで自動通板されます。

③ 端末処理装置(オプション)
    コイル端末処理のため、チェーン駆動の端末送り機能を搭載。端末処理時にコイル材端末部を押してピッチ送りすることで、端末処理を自動化しました。

 

[商品概要]
【機種名】 SF100H-1
【コイル幅】1000mm
【発売月】 2018年12月
【公表価格】6,000万円(国内販売の場合の本体価格)※消費税別途
【販売目標】20台/年(シリーズ全体にて)

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