2019年3月期決算短信(米国基準)

2019年04月26日

コマツは、本日2019年3月期決算を公表しました。概要は以下のとおりです。

1.2019年3月期(連結:米国基準)の概要
    連結売上高は2兆7,252億円(前期比9.0%増)となりました。建設機械・車両部門では、北米やアジア・オセアニアを中心に多くの地域で需要を着実に取り込んだことから、売上げは前期を上回りました。産業機械他部門では、自動車業界向けの鍛圧機械及び工作機械の販売が増加したことなどにより、売上げは前期を上回りました。
    利益につきましては、各地での売上げの増加や一昨年4月より連結に加わったコマツマイニング(株)において買収に係る一時費用の減少などがあったことにより、営業利益は3,978億円(前期比48.2%増)となりました。売上高営業利益率は前期を3.9ポイント上回る14.6%、税引前当期純利益は3,774億円(前期比29.4%増)、当社株主に帰属する当期純利益は2,564億円(前期比30.6%増)となりました。

2.2020年3月期(連結:米国基準)の連結業績の見通し
    建設機械・車両部門では、伝統市場※の需要は堅調なものの、中国、インドネシアでの需要の減速や円高の影響により、売上げは減少となる見通しです。また、販売価格の改善に取り組むものの、物量差・地域構成差および成長分野への重点投資による固定費の増加が見込まれることなどから、利益は減少する見通しです。
    リテールファイナンス部門では、増収が見込まれるものの、2018年度に実現した中国の債権回収に伴う引当金戻し益がなくなることから、減益となる見通しです。
    産業機械他部門では、鍛圧機械の需要が堅調であることなどから、増収増益となる見通しです。
本業績見通しにおける為替レートは、1米ドル=105円、1ユーロ=119円、1人民元=15.6円を前提としています。

※コマツにおける「市場」の位置づけ
伝統市場:日本、北米、欧州
戦略市場:中国、中南米、アジア、オセアニア、アフリカ、中近東、CIS   

 

3.配当金
    期末配当金は、1株当たり59円とする予定です。これにより年間配当金は中間配当51円とあわせて1株当たり110円の予定です。(期末配当金は6/18開催予定の第150回定時株主総会に付議予定。)
    なお、2020年3月期の年間配当金は2019年3月期と同額の1株当たり110円の予定です。

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