連結業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ

2020年10月28日

 本年7月30日に公表いたしました2021年3月期(2020年4月1日~2021年3月31日)の連結業績予想および配当予想を下記のとおり修正しましたのでお知らせいたします。

1.業績予想の修正について

<修正の理由>
    上期は、建設機械・車両部門において、新型コロナウイルス感染拡大の影響などにより、建設・鉱山機械の需要は、北米、欧州・CIS、アジアを中心に減少しましたが、下期においては、中国が引き続き堅調に推移するとともに、北米、日本などにおいても回復基調に入ることが想定されます。また、中期経営計画の重点活動である成長分野への投資は継続的に実施していくものの、プロジェクトの優先順位の見直しや業務改善などによる固定費削減の効果が見込まれ、当初想定を上回る業績が想定されるため、売上高及び利益を修正するものです。
    また、為替については、業績予想の前提となる為替レートのうち、ユーロの見直し(下期平均の為替レートを1ユーロ124円に変更)を行い、通期平均の為替レートは、1米ドル=106.1円、1ユーロ=122.7円、1人民元=15.1円となります。
(前回通期平均の為替レート見通し1米ドル=105.6円、1ユーロ=116.7円、1人民元=15.0円)

2.配当予想の修正について

<修正の理由>
    当社は、持続的な企業価値の増大を目指し、健全な財務体質の構築と競争力強化に努めています。配当金につきましては、連結業績に加え、将来の投資計画やキャッシュ・フローなどを総合的に勘案し、引き続き安定的な配当の継続に努めていく方針です。具体的には、連結配当性向を40%以上とする方針です。
    このような基本方針のもと、当第2四半期末の配当金につきましては、本年7月30日に公表した前回予想値のとおり1株につき18円といたしますが、当第2四半期末までの業績並びに今後の事業展開を勘案し、期末配当金の予想については、前回予想から7円増額し、1株につき25円に修正いたします。これにより、当期の年間配当金は、1株当たり43円となり、前期(2020年3月期)実績から51円減配、連結配当性向は前回予想を維持して50.8%となる予想です。

(注記)前述の将来の業績に関する予想、計画、見通しなどは、現在入手可能な情報に基づき当社の経営者が合理的と判断したものです。実際の業績は様々な要因の変化により、本資料の予想、計画、見通しとは大きく異なることがありうることをあらかじめご理解下さい。そのような要因としては、主要市場の経済状況および製品需要の変動、為替相場の変動、および国内外の各種規制ならびに会計基準・慣行等の変更などが考えられます。

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