2020年<オフロード法2014年基準適合> 小型油圧ショベル「PC78US-11」を新発売

2020年11月02日

 コマツ(社長:小川啓之)は、最新技術を随所に織り込み、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」(※1)2014年基準に適合した小型油圧ショベル「PC78US-11」を本年11月より発売しました。

 当該機は、自社開発した新2.4L高出力エンジンを搭載し、従来機(※2)よりあらゆる面で大幅な改善を図ることで、高性能・高機能・低燃費・低騒音を高いレベルで実現した7トンクラスの油圧ショベルのモデルチェンジ機です。

 新2.4L高出力エンジンの採用により基本性能や機能が大幅にグレードアップし、作業効率は従来機に比べ23%(※3)向上しています。また、外装形状の変更により整備性が大幅に改善され、クーリング清掃の容易化や日々の点検整備と整備時のストレス軽減に貢献します。さらに装備品も拡充し、安全面では、後方モニタシステムやLEDライトを標準装備することでオペレーターの安全で快適な作業をサポートします。

 コマツは今後も「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じたESG課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していきます。


※1. 通称、オフロード法という。

※2.PC78US-10

※3.Pモード90°ダンプ積み込み作業時


【写真は新発売の「PC78US-11」】



【主な商品の特徴】

1.環境性、経済性

・新規開発の2.4L高出力エンジン搭載

 高品質と耐久性を兼ね備えた新2.4L高出力エンジンを自社開発しました。ダウンサイジングによる燃費低減を図りつつ、高い出力を兼ね備え、ダントツの掘削性能・環境性能を実現しています。また、従来機(PC78US-10)同様、後処理装置はKDOC(※4)のみでメンテナンスが不要です。

※4.建設機械用排出ガス後処理システム コマツディーゼル酸化触媒


・燃費低減と作業量向上を高次元で両立

 エンジンと油圧システムの可変マッチング制御、油圧回路のロス低減、ファンクラッチの採用などにより、作業量と燃費低減率を大幅に向上させています。国土交通省へ申請予定のJACMAS燃料消費量は7トンクラスの油圧ショベルでトップクラスの低燃費(※5)です。

※5. 2020年7月時点、国土交通省 燃費基準達成建設機械認定一覧の調査結果に基づく


・業界トップクラスの超低騒音

 エンジンルーム構造の刷新により周囲騒音を大幅に低減しました。さらに燃費低減技術である低速マッチング(=エンジン低回転化)、ファンクラッチによりエンジン自体が発する騒音も低減することで、国土交通省騒音基準である超低騒音を実現しています。


2.作業性・操作性

・掘削性能向上

 掘削時のスピード、複合作業時のスムーズさがあいまって作業性能が従来機より大幅に向上しました。(※6)7トンクラスの油圧ショベルでトップクラスの作業量を誇り、オペレーターの生産性向上とストレス軽減に貢献します。

※6.作業量(90°ダンプ積み込み時):Pモード/8%向上、EOモード/9%向上


・さまざまな現場での作業能力向上

 カウンタウエイト重量アップにより安定性が向上し、作業時に車体のばたつきが減り、快適な作業が可能です。また、安定性向上により最大定格荷重(アームクレーン仕様)がアップしたほか、アタッチメント流量が大幅に向上したことで油量が必要な林業用アタッチメントを含め、パワフルでスムーズな作業が可能です。


・ブレード作業の作業性向上

 ブレード形状改善により、土を抱えて押土する際のブレード背面への土砂こぼれが少なくなりました。さらにブレードレバーに装備した走行速度切り替えスイッチにより、ブレード操作をしながらの変速操作も容易で作業効率が向上します。


・LEDライトを標準装備

 ブーム、キャブ上にLEDライトを標準装備しています。低照度環境下での視認性が向上し、夜間や屋内での安全作業に貢献します。


3.整備性

・点検スペースの拡大

 外装形状の大幅な変更により、開口広さが拡大し作業スペースが広くなりました。さらにカバーが横開きで開閉時の負担が少ないほか、開閉固定も自動となり片手操作が可能です。


・クーリング清掃容易化

 新たに一体型の防塵ネットを採用し、固定方法も見直したことで脱着が容易となり、清掃にかかる時間が大幅に短縮されました。


・点検ポイントの集中化によるアクセス性向上

 フィルタ類を集中配置化し、かつ燃料給油を含めたすべての点検ポイントを地上からアクセス可能としたことで、作業者の日常・定期点検の工数とストレス軽減に貢献します。



【主な仕様】


【発売月】 2020年11月

【公表価格】 980万円  *工場裸渡し消費税抜き

【販売目標】 1,500台/年(国内のみ)

【カタログ】 https://kcsj.komatsu/products/construction_machine/pdf/PC78US-11.pdf

【特設サイト】 https://kcsj.komatsu/lp/pc78us/




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