女子柔道部の活動

コマツ女子柔道部は、1991年の会社創立70周年記念の社会貢献事業の一環として創立され、27年目を迎えました。この間OGを含め86名の選手が世界中の大会で活躍しました。柔道の普及や発展も視野に入れ、海外選手の受入や国内外での柔道指導を積極的に行っています。

2017年度の成績

2017年度のブダペスト世界柔道選手権大会では、2020年東京オリンピックを見据えた若手選手の活躍が目立ちました。コマツ女子柔道部からは、世界柔道選手権に初出場の芳田司選手が、伸び伸びとした柔道で、相手を攻め込み、決勝に進出。決勝ではリオ五輪銀メダリストのドルジスレン選手(モンゴル)を相手に、13分を超える死闘を繰り広げ、両者一歩も引かぬ戦いは、世界中の柔道ファンを魅了しました。惜しくも決勝で敗れはしたものの、芳田選手は、初出場の世界柔道選手権で堂々とファイナリストとなり、限りなく金メダルに近い、銀メダリストとなりました。

57kg級 芳田司選手 銀メダル
決勝は13分を超える死闘を繰り広げた芳田選手(左)
芳田選手の切れ味鋭い内股

また、ブダペスト世界柔道選手権では初の男女混合の団体戦が開催され、日本チームのキャプテンとなった宇髙菜絵選手、そして個人戦に引き続き、芳田司選手が先鋒として出場しました。両選手ともに勝利を挙げ、日本チームの優勝に貢献しました。

優勝カップを掲げる宇髙菜絵選手
初代団体チャンピオンとなった日本チーム
日本から駆け付けた応援団

さらに、モンゴルで初めて開催されたアジアクラブチーム選手権大会では、コマツチームが全勝優勝で初代チャンピオンとなりました。グランドスラム東京大会では、大野陽子選手、田代未来選手、芳田司選手が優勝し、3階級を制覇。マスターズ大会では、田代未来選手が3連覇を達成、グランドスラム・デュッセルドルフ大会では、大野陽子選手、佐藤瑠香選手が優勝。国際大会での活躍が顕著な1年となりました。

アジアクラブチーム初代チャンピオンとなったコマツ
マスターズ大会3連覇 田代未来選手(左から2番目)
グランドスラム東京大会初優勝 大野陽子選手

その他、コマツ社員が、フランス、ドイツ、ロシア、モンゴル、アゼルバイジャンなど、世界各地に応援に駆けつけました。
各選手が出場した東京、福岡、富山、兵庫、千葉の大会では、その地域のコマツの工場や営業事務所などの社員・家族が応援に参加しました。
世界中で繰り広げられる柔道の応援は、柔道の普及のみならず企業意識の向上(グローバルチームワーク)に役立っています。
選手の指導に関しても、コマツ女子柔道部は創部以来10ヶ国以上から海外の選手を受け入れています。コマツで柔道を学んだ選手たちが、アテネ、北京、ロンドン、リオデジャネイロのオリンピックに出場、また、世界選手権でメダルを獲得するなど、世界各国で活躍しています。将来、コマツがサポートした選手とコマツ女子柔道部選手がオリンピックの決勝で戦うことが期待されます。

詳細の戦績、選手のプロフィールなどがご覧になれます。

柔道を通じた社会貢献活動

コマツ女子柔道部では、永代道場(東京都江東区)でのコマツ少年柔道クラブの指導を続けるとともに、日本をはじめ世界各地で柔道教室を開催、柔道の普及と次世代を担う子供たちの育成に協力しています。
2017年度の海外柔道教室は、引き続きコマツの生産拠点のある地域などで実施しました。ロシアのヤロスラブリでの柔道教室は7年連続で実施、浅見八瑠奈コーチと宇髙菜絵選手が指導しました。地元の柔道クラブ「アレナール」所属の6歳から15歳前後の子供達を中心に約150名が参加し世界チャンピオンからの技術指導、実践練習に熱心に取り組みました。

ヤロスラブリ柔道教室
開催月 場所 参加人数

5月

ひたちなか(茨城)

30名

9月

郡山(福島)

20名

10月

ヤロスラブリ(ロシア)

150名

9月

サンパウロ、スザノ(ブラジル)

700名

9月

サンチェゴ(チリ)

280名