大会結果
コマツオープン2017は終了しました。
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大会結果:コマツオープン2012
大混戦の三日間を尾崎直道がプレーオフで制し、今季2勝目!
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シニアツアー2勝目を挙げた尾崎直道選手
- 《石川県小松市 小松カントリークラブ 6,932ヤード、パー72》
- 最終日:2012年9月8日(土)
- 参加選手:71人(プロ 68人・アマチュア3人)
- 賞金総額:6,000万円
- 優勝賞金:1,200万円
- 《天気:晴れ 気温:29.9度 風向:北 風速:0.4m》
- ギャラリー:2,001人
最終日に驚異的な追い上げを見せた三好隆選手
惜しくもプレーオフで敗れた植田浩史選手
そんなハプニングの中、初日トップに立ったのは8バーディー1ボキーの8アンダー65をマークした佐野修一(64)。そして倉本昌弘(56)と伊藤正己(56)が1打差の2位の好位置につけた。シニアツアー第3戦のファンケルクラシックで優勝争いのプレーオフに加わった中嶋常幸(57)、シニアルーキーの井戸木鴻樹(50)、シニアツアー賞金王に輝いたこともある飯合肇(58)の3名も4位に入り、上位は混戦模様の展開となった。昨年度のコマツオープン覇者のF・ミノザ(52)は1アンダー21位のスタートとなった。
大会2日目、首位に立ったのは2位スタートで2アンダー、70で回った倉本昌弘とゴルフで2日間とも68でまとめた植田浩史(53)。9番でOBの「7」をたたきながらインでは4バーディーで盛り返した倉本昌弘、ボギーをたたいてもすぐ取り返す粘りのゴルフを見せた植田浩史、この二人が通算8アンダーの首位に並んだ。そして、1打差の3位タイに髙見和宏(52)、尾崎直道(56)、伊藤正己。さらに1打差の6アンダー、6位に中嶋常幸がつけ、2012コマツオープンは通算8アンダーから5アンダーまでの3打差に9人がひしめくという大混戦となった。初日首位の佐野修一は、75とスコアを崩し4アンダーの10位タイへ後退した。前年優勝のF・ミノザは通算2アンダーの22位タイで二日目を終えた。
大会最終日。初日から続く大混戦の中、1打差の3位タイから出た尾崎直道が前半を32で回り単独首位に抜け出した。そして首位の尾崎直道を猛追したのが最終組の植田浩史。大詰めの16番、17番ホールを連続バーディーと猛チャージ、ボギーなしの5バーディー、67でついにこの時点で尾崎直道に1打差をつけて首位に立った。首位を奪われた尾崎直道は後半2バーディー(1ボギー)の首位と1打差で迎えた最終18番ホール、土壇場で勝負をプレーオフに持ち込む。ショートアイアンから放たれた第3打はオーバーかと思われたが、バックスピンのかかったボールはピタリと止まってピンそば30センチまで戻るスーパーショット。それを難なく沈めてバーディー。2千人を超えるギャラリーからは歓声が巻き起こった。18番(パー5)を使ったプレーオフでは、1回目がともにパー、2回目はともにバーディー。そして迎えた3回目、グリーンのカップ位置が左から右に変わったところで尾崎直道が2オンに成功。そしてそれを2パットに収めてバーディー。片や植田浩史は2mのバーディーパットを外してしまい決着がついた。
1打差の通算12アンダーの3位には67の髙見和宏、10アンダーの4位には最終日に9バーディー(1ボギー)の64のベストスコアで激しく追い上げた三好隆(61)が食い込んだ。
優勝副賞のPC20MR-3に乗って記念撮影をする尾崎直道選手と大会会長のコマツ代表取締役社長野路國夫
初日はあいにくの空模様で始まった今大会であったが、2日目、3日目と晴天に恵まれ3日間で3,648人の昨年を上回るギャラリー来場者数を記録した。
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