大会結果

コマツオープン2017は終了しました。
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大会結果:コマツオープン2015

賞金ランクトップの崎山武志が逆転で今季4勝目

  • 3日目に逆転優勝した崎山武志選手

  • 《石川県小松市 小松カントリークラブ 6,917Yard Par72》
  • 最終日:2015年9月12日(土)
  • 参加選手:72人(プロ 69人・アマチュア3人)
  • 賞金総額:6,000万円 
  • 優勝賞金:1,200万円
  • 《天気:晴れ 気温:27.8度 風向:西 風速:1.7m/s》
  • ギャラリー:2,860人(3日間:4,961人)

通算11アンダーでホールアウトした渡辺司選手

3打差の3位だった湯原信光選手

PGAシニアツアー第8戦「コマツオープン2015」初日、5アンダーの67をマークして首位発進したのは、渡辺司(58)と高松厚(55)。インからスタートした高松は、12番のパー3で14メートルのバーディーパットを決めると、13番をボギーとしたものの14番、15番でも約8メートルを沈めてバーディー。17番でも5メートルのバーディーパットを入れて前半を3アンダーの33で折り返す。アウトでも1番と2番を連続バーディーとして34にまとめてトータル5アンダーとした。
一方の渡辺は、スタートの1番パー5で第3打のアプローチをきっちり1メートルに寄せてバーディーを奪うと、7番パー4でも5メートルを沈めてアウトを2アンダーの34。インに入ると、12番のパー3、14番のパー5、17番のパー4で4~5メートルのバーディーパットを決めて5バーディーノーボギー、67でホールアウト。 台風18号の影響で小松カントリークラブは雨雲で覆われ、時折強く降る雨と風に選手は翻弄されたが、1アンダーまでに28人がひしめき合う大混戦。トップと1打差の4アンダー3位は福澤義光(51)。3アンダーの4位タイグループには、田村尚之(51)、池内信治(56)、中島武志(50)の3人がつけた。賞金ランキングトップの崎山武志(52)は2アンダーの7位タイ。ディフェンディングチャンピオンの尾崎健夫(61)は、7オーバーの63位と出遅れた。

大会2日目、首位タイからでた渡辺司(58)が、連日の67をマークしてトータル10アンダーの134で単独首位を奪取。36ホールノーボギーの安定したプレーを披露してくれた。
その渡辺に1打差の2位として迫ってきたのが、この日のベストスコア65の7アンダーをたたき出しトータル9アンダー135とした崎山武志(52)。1番パー5で2メートルを沈めてバーディー発進すると、5番のパー5で4メートル、続く6番パー4では5センチ、7番パー4で1メートルを決めて3連続バーディー。前半を4アンダー32で折り返すと、後半でも危なげないプレーを展開。14番パー5、15番パー4をバーディーとし8アンダーで迎えた18番パー5では、約20メートルのイーグルパットを1メートルほどに寄せてバーディー。7バーディーノーボギー、グリーンを外したのは12番の1ホールのみという安定感で、2週連続優勝、今季4勝目を視野に入れた。
首位と2打差の通算7アンダー3位に羽川豊(57)が浮上。5アンダーの4位タイには、前日首位の高松厚(55)、田村尚之(51)、中根初男(52)、ブーンチュ・ルアンキット(タイ)、ポール・ウェセリン(イングランド)の5人が並んだ。

そして迎えた大会最終日。2日目首位を走っていた渡辺司(58)を捉えたのは、1打差の9アンダー2位から出た崎山武志(52)だった。
1番パー5で確実にバーディーを奪った崎山に対して、渡辺はこのホールをパーとして、ついに両者はオールスクエアとなる。3番のパー4では、崎山がバーディーパットを沈めてパーの渡辺をついに逆転。さらに、バーディーが取れない渡辺を尻目に崎山は続く4番でも連続バーディーを決めて12アンダーとし、その差を2打に。すると、淡々とパーを続ける渡辺をこのまま突き放すかと思えた6番のパー4で、崎山がティーショットを左にOBしてダブルボギーを献上。再び両者は10アンダーで並ぶというスリリングな展開となった。
7番のパー4で崎山がバーディーでまた1打リードすると、8番パー3で渡辺はボギーを叩いてその差は2打に。しかし、すかさず次の9番でバーディーを奪い返し、渡辺10アンダー、崎山11アンダー、1打差でバックナインへ。
12番まで共にパーを続けた後、13番のパー4で崎山がバーディーパットを沈めると、渡辺は14番パー5の第3打をピン奥30センチに着けて楽々バーディー。しかし、最も難易度の高い次の15番パー4で渡辺は第2打をグリーン左に外し、これを寄せきれずにボギー。17番パー4では、渡辺が約4メートルのバーディーパットをねじ込んで、いよいよ1打差で最終ホールへ突入した。
18番、両者共にティーショットはフェアウェイをキープ。2打目をグリーン右手前のラフに運んだ崎山に対して、渡辺は左手前のバンカーに。距離のあるバンカーショットをピン右奥に乗せたものの、これを打ちきれずにパーとし、トータル11アンダーの単独2位でフィニッシュ。一方、崎山の第3打のアプローチは、真っ直ぐホールに向かいピンを直撃。あわやのチップインイーグルから確実にバーディーを奪取。通算13アンダー203で優勝。今季ツアー8戦4勝という圧倒的な強さで、賞金ランキングトップを堅持した。3打差の3位に湯原信光(58)が、体調不良からの復帰戦となった青木功(73)は63位となった。

優勝副賞のPC20MR-3に乗って記念撮影をする崎山選手と大会会長のコマツ代表取締役社長(兼)CEO大橋徹二

15週連続でトーナメントに出場し疲労も溜まっているといいながらも3日間で量産したバーディーは19、ボギーは最終日の2つのみ。さらにドライビングディスタンス賞も296ヤード飛ばして獲得した。シニア賞金ランキングでも、トップの崎山武志(53)に続く2位となったマークセン。今後の活躍に期待したい。 呂分徳(53)と髙見和宏(56)の2人が5打差のトータル12アンダー・2位タイ。その1打差、通算11アンダー・4位タイには、金鐘徳(55)とフランキー・ミノザ(56)、高松厚(56)の3人が入った。崎山武志(53)は通算10アンダーの7位、羽川豊(58)は通算9アンダー・8位タイ、室田淳(61)は通算7アンダー・13位タイでホールアウトした。
順位 スコア 氏名 所属 1R 2R Final R 賞金
順位1 スコア-13 203 氏名崎山 武志 所属アビバHD 1R70 2R65 Final R68(34・34) 賞金12,000,000
順位2 スコア-11 205 氏名渡辺 司 所属セガサミーHD 1R67 2R67 Final R71(36・35) 賞金5,700,000
順位3 スコア-10 206 氏名湯原 信光 所属岡藤HD、東京国際大学 1R72 2R68 Final R66(34・32) 賞金4,020,000
順位4T スコア-9 207 氏名田村 尚之 所属ダイクレ 1R69 2R70 Final R68(35・33) 賞金2,535,000
順位4T スコア-9 207 氏名羽川 豊 所属フリー 1R70 2R67 Final R70(35・35) 賞金2,535,000
順位6 スコア-8 208 氏名P・ウェセリン 所属イングランド 1R71 2R68 Final R69(34・35) 賞金2,010,000
順位7T スコア-7 209 氏名奥田 靖己 所属ユニテックス 1R74 2R68 Final R67(33・34) 賞金1,623,000
順位7T スコア-7 209 氏名加瀬 秀樹 所属アイテック 1R70 2R70 Final R69(35・34) 賞金1,623,000
順位9T スコア-6 210 氏名芹澤 信雄 所属TSIグルーヴアンドスポーツ 1R75 2R69 Final R66(33・33) 賞金1,223,500
順位9T スコア-6 210 氏名米山 剛 所属ヨネックス 1R71 2R72 Final R67(34・33) 賞金1,223,500
順位9T スコア-6 210 氏名髙見 和宏 所属フリー 1R70 2R71 Final R69(35・34) 賞金1,223,500
順位9T スコア-6 210 氏名清水 洋一 所属フリー 1R70 2R71 Final R69(33・36) 賞金1,223,500
順位9T スコア-6 210 氏名比嘉 勉 所属かずさCC 1R71 2R69 Final R70(34・36) 賞金1,223,500
順位9T スコア-6 210 氏名B・ルアンキット 所属タイ 1R70 2R69 Final R71(37・34) 賞金1,223,500
順位15T スコア-5 211 氏名B・レーン 所属イギリス 1R72 2R72 Final R67(33・34) 賞金838,800
順位15T スコア-5 211 氏名真板 潔 所属フリー 1R72 2R69 Final R70(37・33) 賞金838,800
順位15T スコア-5 211 氏名小溝 髙夫 所属Jファクトリー 1R71 2R70 Final R70(36・34) 賞金838,800
順位15T スコア-5 211 氏名中島 武志 所属三輪グループ 1R69 2R72 Final R70(36・34) 賞金838,800
順位15T スコア-5 211 氏名高松 厚 所属ユニテックス 1R67 2R72 Final R72(37・35) 賞金838,800