職種と仕事を知る-研究開発(車体開発)

Works 職種と仕事を知る

運転手の気持ちを考え、
誰もが快適に感じる運転室を設計。

研究・開発(車体開発)
T・K/2013年入社/生物システム応用科学府
生物システム応用科学専攻Rグループ
キャブ開発センタ/クローラ系開発グループ(当時)
  • ・建設機械の技術に人間工学も取り入れ開発を行っています。
  • ・新人時代に知識不足から不具合が発生。周囲のフォローで無事乗り切りました。
  • ・現在はユーザーインタフェースの先行研究を手掛ける中で、成長を感じています。

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CAREER

  • 1年目

    キャブ開発センタクローラ系開発グループに配属される。ICT油圧ショベルのキャブの設計に携わる。

  • 4年目

    油圧ショベルキャブの内装やスイッチの設計を担当する。

より快適に、操作のしやすさを
感じる運転室を設計する。

私が所属するキャブ開発センタは、キャブと呼ばれる建設機械の運転室を開発する部署で、建設機械と運転手をつなぐ重要な役割を担っています。その中でクローラ系開発グループは履帯で動く油圧ショベルとブルドーザーを主に扱っています。 私は現在、油圧ショベルのキャブを開発するチームでスイッチなどユーザーインタフェースの設計に携わっています。運転手は人ごとに体の大きさや好みの違いもあり、人間を相手にする開発は容易ではありませんが、誰にとっても快適な操作環境の実現を目指して日々試行錯誤しています。

不具合発生。先輩のフォローで
乗り切り感謝しました

入社当初、ICT油圧ショベルのキャブの開発に携わっていたとき、初めて設計を任された内装カバーをオペレーターシートに干渉させる不具合を発生させてしまいました。原因は部品の可動範囲を間違えていたためでした。キャブには、オペレーターが好みに合わせて調整できるよう多くの可動機構があり、部品の計画時にはその可動範囲を正しく把握しておく必要があります。さらに、限られたスペースに多くの部品を搭載するため隙間関係も厳しくなっています。青ざめて現場から帰ってきた私に対し、「さあ解決しよう」、「再発防止しよう」という姿勢で上司や先輩がフォローしてくれたおかげで、めげずに対策を続け、量産を迎えることができました。

先行研究を手掛ける中で、
仕事のレベルも意識も上がりました。

現在はユーザーインタフェースの先行研究業務を行っています。それまでの業務は小さな変更が多く、先輩や上司に質問すれば教えてもらえることがほとんどでしたが、この業務では誰も知らないことが多くあります。開発のお客様に喜んで頂くために何をすべきか自分で考え、そのアイディアを納得してもらえるように理論立てて人に説明しなくてはなりません。そのために、現状を正しく把握すること、目的を明らかにしておくこと、人にわかりやすく伝えることを意識しながら仕事をするようになったと思います。今後は世界のどこに行っても活躍できるよう、まずは自分の得意分野としてキャブの専門性を高めることが今の目標です。

  • 入社して分かったコマツの良さは?

    いい人が多い、働きやすい、
    休みがとりやすい。

  • コマツの社風を一言で
    表すと何ですか?

    “やってみろ”

Weekly Schedule!
  • Mon

    担当部品の設計検討のため、
    現状の把握及び関連する最新技術の動向を調査。

  • Tue

    情報を踏まえて、コンセプトを達成するような案をいくつか検討。

  • Wed

    検討した案をもとにモデルを作成。一日中CAD作業。

  • Thu

    上司やチーム員と共に、作成したモデルをVRにて確認。
    検討案に対して意見をもらう。

  • Fri

    昨日の意見をもとに再検討し、上司に報告。
    今後の方針を確認。早めに退社し、夜は趣味のバレエのレッスンへ。

  • Sat

    同期と山登り。体を動かしてリフレッシュ。

  • Sun

    掃除や料理など家事をしたり、買い物に出かける。

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